Friedrich Hegel
国家は市民社会の「理性」だ
人は家族から離れ、社会的な市民を経て、国民になることで、人間として初めて成熟した精神に到達する
家族では愛に包まれている
社会に出ると、人は私と公の間で引き裂かれた存在になる
他者の欲望を介して自分の欲望を満たす
他者の目を気にしだす
国家がその分断を統合するものとして現れる
公的(国家的)な意志を、私的な意志として内面化できるようになる
精神を成熟させるために国家が必要で、そのために政治が必要
欲望はそもそも理性で抑えつけられるものではない
ヘーゲルの体系
第一部: 論理学
人間の意識が自らのすべての行動を制御しているわけではない
かといって全てが無意識に支配されているわけでもない
意識と無意識の衝突が激しすぎると人は病む
一般に「人格」や「性格」と呼んでいるものは、その人の意識と無意識の相克の結果
ヘーゲルは、善悪の話をするときに、自己中心性の話をするらしいmrsekut.icon きになるmrsekut.icon
自我の欲望の原理は、承認欲求から来ている
欲望を満たすためには、他者の承認が必要
人間は、自分の自由を一番大事なものとして求める
そのために、他者の自由も尊重する
自分の存在の本質を深めると、「善」が定義づけることができる
https://www.youtube.com/watch?v=-JyRqk-mxJg